令和三年最初の「数樂の会 常会」を開催いたしました。
悪天候の中をご参加くださり誠に有り難うございました。
記念館と耕心の里にお供えしたお鏡餅を開きました。一隅の里の人気ぜんざいに入れて皆さんと”お福分け”をいたしました。
神様にお供えしたものを皆さんといただくという失われつつある行為をできるだけ残していきたいと思います。
冒頭「しない・できない理由を探す」という方向(ベクトル)を「できる工夫」に変えませんか?というお話しから。午前中は「山口市掃除に学ぶ会」例会を大雪の中を開催したことから、岡本代表の「やらんのは悔しい!」をご紹介。私自身感動いたしました。
名著 鍵山秀三郎『一日一話』(PHP出版社)より
1、「三つの言葉」
2、「危惧しているのは人の心」
3、「幸せな豊かさ」
「よいこと」「幸せ」「豊か」とはなんだろうか?を皆さんと考える時間を過ごしました。
また、鍵山秀三郎相談役のお手紙をご紹介
”昨年は年初から災禍が多かった年でしたが、日本は今、災禍よりもっと恐ろしい「精神的な衰退」が襲ってきております。この悪しき流れに歯止めをかけないと、日本は滅びてしまいます。
昔は高齢者が若者の手本になりましたが、今は期待できません。内田樹氏の本に「外側は老人でも中味はガキ」という人が増えました。
朴の森を起点にして、精神の建て直し計っていただきたく存じます。”
後半は『古事記』の「かかし」を皆様とあれやこれやと「豊かな」お話しが進みました。
答えのない知的な営みが私たちを成熟(おとなに)させていくと考えます。
ありがとうございました。
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