風が気持ちよく、秋を思わせる天候の中、午前中は横瀬八幡宮お掃除、午後は数樂の会にお集まりいただきました。
冒頭、台風のお話しから。新型コロナウィルスのこと、ウンカによる稲作被害のこと、避けられない災難の中でどう生きていくのか?
今回は、「唾面自乾(だめんじかん)」(日めくりカレンダー)「楽しみは後に」「三つの幸せ」「本当の幸せ」(『鍵山秀三郎 一日一話』(PHP研究所))より抜粋してお話ししました。
特に「本当の幸せ」は北御門二郎先生は、「飽きない」「なくならない」「色褪せない」ものだとおっしゃっています。
例えばお掃除。
参加者の中で25年(四半世紀)いまだに現在進行形でお掃除をされていらっしゃる方に「なぜ続けられるのですか?」と質問致しました。
鍵山掃除は、
工夫をし続けられるようになっているので「飽きません」。
また、ホコリや落ち葉は、掃いても掃いても「なくなりません」。
そして、本物だからこそ、いつの時代になっても「色褪せません」。
お掃除をすること自体が「幸せ」なのかもしれないと共有致しました。
第二部は『古事記(稲羽の素兎)』。
なぜ、先行の八十神の言うことを聞いたら傷がひどくなり、大国主命の言うことを聞いたら癒えたのか?
水門(みなと)に「みそぎ」させたのはなぜか?
よくなったとは言わず「本に戻る」と言うのはなぜか?
本に戻った途端「菟神」になったのはなぜか?
「稲羽の白兎」ではなく「稲羽の素兎」の表記は何を意味するのか?
そんなお話しを致しました。
正解はありません。「問うこと」の大切さを学んでいただきます。そのとき、そしてこの後、各々中に何が浮かぶのか?
それこそが「活きる学び」だと思います。
ご参加ありがとうございました!
次回は10月11日です。
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