毎年、この時期、安くなっているはずの里芋の種芋を買いにホームセンターに行くと全部売り切れ。
そして、平日にしては人が多い。野菜作りを始めている人が多いのでしょうか?
自宅待機の方が増えた。食糧危機に備える。ストレス発散。
色んな要因が考えられます。
これを機に「土に親しむ」方が増えるのは自然な流れかも知れません。
古人は、亡くなって死ぬことを「土に還る」と表現しました。
『古事記』にも『聖書』にも土から生まれる記述も多いですね。
土の中には多くの細菌や微生物、カビ類などがいます。それぞれが共存して、植物を育んでいます。
鍵山秀三郞師「大事なことはすべて手間がかかって難しいもの」という名言は、幼少期の過酷な農業体験から発せられたのではないかと想像します。それをビジネスに活かされたのではないかと思います。
土作りは一朝一夕にはいきません。
我々には見えない、計り知れない土の中での好循環が、恵みをもたらせてくれます。
今や、土に還る時期かも知れません。
ジャガイモの芽が出てくれました。昨日は、草取りと「芽かき」をして、そのまま土に還ってもらえるようにそっと苗の横に置きました。
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