数学を学ぶ理由の一つに、「物事には順序がある」があります。
自然数を見てみると、1から始まって2になります。
これは「順序数」といって人間がルールを適用して並べていったものです。
なぜか?それは人間がわりと素直に理解でき、スムーズに世の中が動くからだと思います。
そしてもう一つ、「未知のものを正しく捉える」力があります。
目の前の条件から、多面的に考察し、知らない結果にたどり着く。これも大きな意味での順序です。
最初から結果があるのではないのです。
順序を間違えると、多くの人が「訳が分からなく」なりますよね。
例えば、多くの方は証明問題が苦手ですよね。あれは結果が先にあるからなのです。
「Aになることを証明しなさい」というやつです。
生徒の間違いのほとんどは結果を使って証明を始めるからなのです。一行目で×をつけます。
順序。近眼と複眼、そして想像する力。
数学で勉強できますね。
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