今回は学生2人も参加して下さいまして、冥利に尽きます。若い60代の方も今からというお話しをしました。
「今から勉強始めてももう遅い」と聞くことがあります。ありふれた定型句としてあまり意図せずに使われている方がほとんどでしょうが、それが若い人へのメッセージになっていることにお気づきでしょうか?そして、自分自身への言い訳としての呪いとしても作用します。
「年をとったら勉強してもだめなんだ」→「年をとったら勉強しなくていいんだ」
「今から始めたってもう遅い」という子どもを「最近の子どもはあきらめが早い」「こらえ性がない」となじる大人。
矢印を自分に向けてみることをお勧めします。何歳になっても勉強し続ける人を私は尊敬します。
奇しくも現世は、株価が暴落を始め、未知の生物に右往左往している様相を呈しています。だからこそ、どう生きるか?という問いが大切になります。
終身雇用制度も終わりを告げ、第二、第三の人生を生きる時代です。そこにワクワクし、営利一辺倒の軸からどこに向けるか?「方向」のお話しを「三角関数」から学びました。
私が、「微分積分」「ベクトル」「三角関数」の順に講義を進めている意味が2年くらい経つとなんとなく見えてきます。ご商売に活かされている方もいらっしゃいます。物事の見え方が変わってきて落ち着いて考えることが出来るようになったといわれる方もいらっしゃいます。
以下、国立大学2次試験が終わったばかりの学生さんの感想です。(抜粋)
”今日はありがとうございました。自分の気持ちを分かってもらえていることが嬉しかったのと気持ちの持っていく場所が見つかったことで安心しました。”
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