祝詞のひとつ、祓(はら)え言葉です。
「掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓戸の大神等 諸々の禍事・罪・穢 有らむをば 祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと 恐み恐みも白す。」
「かけまくもかしこき いざなぎのおほかみ つくしのひむかのたちばなのをどのあはぎはらに みそぎはらへたまひしときに なりませるはらへどのおほかみたち もろもろのまがごとつみけがれ あらむをば はらへたまひきよめたまへと まをすことをきこしめせと かしこみかしこみもまをす。」
『古事記』にこの記述があります。有名なアマテラスオオミカミ・ツクヨミノミコト・スサノオウノミコトの神が産まれたとされる記述です。
「小戸(おど)神社」に参拝しました。海岸にあったものが大淀川沿いに移築されたようです。
続いて「阿波岐原(あはぎはら)」にある、(シーガイア近く)「禊池」に行きました。公園の一画のような整備がされていました。そこを左から祝詞を上げながら回りました。
禊池の近くにある「江田神社」です。ご祭神はイザナギの命とイザナミの命です。
発祥不詳の飾り気のないお社です。
それだけに静謐感がありました。
ちょうど、お正月に「黄泉津平坂」に行き、その月に宮崎に行くことになるこの不思議さを感じながら、『古事記』を勉強しておいて良かったな。と思うのと、毎日の祝詞には力があるんだなーと思った次第です。
この旅で次のステージに上がったような気がしてます。氣が変わりましたね。
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