宮崎県の中学校で講演

宮崎西中学校に講演にお呼びいただきました。演題は「どうしてお掃除するの?」。

拙講を真剣な眼差しで聞かれる生徒さんに感動しました。

「自問清掃」を31年されている素晴らしい学校です。

 

1/22お昼まで授業をして、高速へ13:30。王子のうどんを久しぶりに。道中ずっと雨でした。

東九州自動車道へ。別府湾でソフトクリーム休憩。

到着は19時前、ホテルにチェックインしたあと懇親会会場へ。すぐ隣でした(繁華街ど真ん中)。

奥野さん、中武さんを始め、宮崎掃除に学ぶ会の皆様がお迎えくださいました。

チキン南蛮、宮崎牛を食べさせていただきました。

 

中々寝付けずに、寝るのを諦めてひたすら相談役の著書を読書。

朝方うとうとして、少しは寝ました。

FBを見たら、ちょうど2年前に相談役にいただいたお葉書を限定配信していたお知らせが!

「このタイミングで!?」と思いながら、ぐっと背中を押してもらえました。

 

朝から、行きたかった小戸神社へお参り。(講演後お聞きしたら生徒さんの中に小戸神社の宮司のお孫さんがいらっしゃったそうです!?)歩いて40分かかりました。

帰りは、みそぎ池と江田神社に。この話はまたの機会に。

 

宮崎西中学校に11時到着。奥野さん松田くるみさんと校長室へ。

1学年7クラスの大きな学校。概要を教えてもらいました。

現在の中学校が抱える諸問題がすべてあるようでした。

 

冒頭は「君たちにどうしても伝えたいことがあって5時間半かけて車で来ました。」と世の中には真剣な大人が沢山いるということを感じていただきました。

「自問清掃」に引っかけて「学」と「問」から説明。

「学」は「まねぶ」から派生した言葉。「まねる」のは何から?

これだ!という「師」を持ちなさい。人生が豊かになりますよ。

AIが導入される時代に君たちは社会に出て行きます。

先例のない時代「問う」ということがクローズアップされる時代に君たちは生きるはずです。

「問い」をたてる練習をしっかりしなさい。

 

次は、恐らく、鍵山相談役がお若くお元気ならば、ここに立たれていたはずだと思いから、きっと伝えられるであろう「頭の良い人とは?」のお話しを「いいことに手(頭)を使う」を唱和してから話しました。

善いこととは何であろうか?「人の喜ぶことをする」。

私がしていることで「この人が笑顔になっている」ことが想像できたらそれは善いことです。

 

そして、「ものの命を使い尽くす」。場にも物にも命を感じましょう。祝詞でこの場所を褒めました。

この捨てられたペットボトルが自分であれば?この椅子が自分であれば?

「どう扱って欲しいか?」「そういう命を全うしたいか?」という問いをもって接してください。

正しく扱われないと、ちょっとしたイライラが最後はキレル状態になり、暴言やいじめに繋がります。

「心の荒みは諸悪の根源」を唱和して終わりました。

 

お掃除に学ぶ会の皆様が家族以上に心配してくださいました。

また、奥野さん、校長先生の河野先生には準備からお世話になりました。

宮崎掃除に学ぶ会の皆様もお仕事を抜けて聴講してくださいました。

生徒の皆さんも本当に熱心にお聞きくださいました。

感謝申し上げます。