9月 特別公演 浪曲の会

9月1日、待ちに待った浪曲師玉川奈々福さんと(三味線)曲師の沢村豊子師匠に来ていただくことが叶いました。
実のところ、鍵山記念館が完成する前での決断だったのですが、まさに「やっておいてよかった」(鍵山秀三郎師)でした。この機を逃してはならない!そんな気がしていたのでしょうね。(今になっては身震いがします(^_^;))
その時には舞台が出来上がることも誰も予想しておらず、出来上がってからは「神を降ろさなくては!」と独りで思っていました。
8月に能楽師の安田登先生をお迎えし、「舞台もありますよ。」とお話はしたのですが、「今日は使わないでしょう。」と言われてました。なんと蓋を開けてみると、舞台で謡いと舞まで披露してくださいました!まさに舞台は”披かれた”のです。参加れた方は安田先生が舞台に上がられる度に私が「おー!」と大きな声を出していたことを、覚えていらっしゃる方もおられるかもしれませんね。それは、そういう想いだったからなのです。

後は”鳴りモノ”です。三味線と口上、そして皆さんの笑い声、鳴り止まない拍手が記念館にとっての最高の”鳴りモノ”となりました。奈々福さんに教えていただいたのですが、木造の建物は「音の鳴らし方」を覚えていくそうです。まさに”生き物”なのですね。

 

演目はオリジナルの「浪曲シンデレラ」、そしてご当地もの明治維新150年「英国密航」。
子供にも大人にも興味を持っていただくには最高の演目だったように思います。
終演後の物販も完売!サイン会に長蛇の列ができていました。

最後に、もう一つ思いがありました。
それは「数樂の会」と不肖藤野を応援してくださる皆様へのお礼です。ですのであまりオープンにせず、ご縁のある方へのお知らせに留めておきました。
これが十分なお礼になるとも思いませんが、私のご縁の中から最高の一つをご紹介した次第です。

本当に皆様に感謝申し上げます!
ありがとうございました!





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コメント: 1
  • #1

    宮川洋司 (日曜日, 30 9月 2018 07:16)

    行きたかった。(T_T)