1月 数楽の会

遅くなりましたが、1月の数楽の会の様子を報告いたします。
この日は山口市だけ大雪が降っていた日でした。

また、年始の行事等もある中を、縫って参加された方々に感謝申し上げます。今回も高校生から年配の方まで幅広くご参加いただきました。

2部に分けてお話させていただきました。

1部は開催日直前に流れてきた「世界気象機関(WMO)が2017年の世界の平均気温は観測史上2番目に高かったと18日発表した」というニュースの読み方を解説しました。グラフや統計の読み方。また、そこに出てくる「平均」や「偏差」という用語の解説。
実際に気象庁が発表している記事を参考にしながら、「ニュースが何を伝えたがっているのか?」という見方をしてみませんか?という問いかけでした。

 

2部は第2回絵本『アリになった数学者』森田真生著を読みました。

今回は芭蕉の句を引用した「日本人の心」の世界についての表現を勉強しました。

 

ことわざや俳句などを忘れていたりしますよね。親の世代がそれを知らなかったり、使わなかったら、次の世代に繋がるわけがないと思います。言葉は生き物ですから、使わないと死にます。言葉の持っている「熱感」「質量」「動き」などの「情感」を抑揚をつけながら「読む」ということを今後もしていきたいと思います。

 

また、「行きたかったけど行けなった。この話ならば聞いてみたい!」という学習意欲に富んでいる方(笑)はお気軽にご連絡ください。全く同じお話はできませんが、私で良ければいつでもどこでも出張いたします(^o^)

 

今年も【数楽の会】をよろしくお願いします。