5月「数楽の会」ご参加ありがとうございました。

今回は岡潔著春宵十話の「学を楽しむ」を読みました。午前中は赤間神宮のお掃除に参加させていただきました。岡潔は幼い安徳天皇を抱いて入水した二位尼(平時子)が好きだと書いています。青田神職(現松陰神社宮司)がいらっしゃったときは岡潔のお祭りをされていたとも聞きました。そんな午前の赤間神宮、午後の岡潔という不思議なご縁を感じながら、お掃除終了後は浪花の大将荒川さんの大きなおむすびをほおばりました。美味しかったです。

知性、理性、理想、観念といったものを、歴史をみながらそれぞれに紐解いていくことができました。特に「知性の自主性」の大切さや「学問の進化」とはどういうことなのかが漠然とではありますが、見えてきたのではないでしょうか。

最後は参加者のリュックを借りてヒモと身体の不思議さを発見。また、数学の計算の質問もありました。(問題集のミスを発見!)

帰り際に「自分一人で読むのは難しいですね。」と言われる言葉を聞いて、いい会だなと認識することができました。また、「まさに春風が吹くように学びました。」という嬉しいことをおっしゃる方もいらっしゃいました。高校生も参加していただき、「この会を楽しみにしている。」と言われているようです。感謝です。

正しいことを話しているつもりはありません。ただ、考えたり学んだりすることは”損得勘定なしに”楽しいことだと実感していただきたい。そして、学びを継続していただきたい。考えが揺れて変化していくことを感じていただきたいと思っています。
この会は、素敵な場、参加者によって造られています。お茶を飲み、差し入れのお菓子を食べながら、みんなが好き勝手にしゃべってなかなか始まらない(笑)
雰囲気が良いと気持ちが良いですね。

ありがとうございました。次回もご参加お待ちしています。



赤間神宮。安徳天皇と二位尼。

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コメント: 1
  • #1

    あだちすすむ (火曜日, 06 6月 2017 18:20)

    釈先生。宇部日報3日版でザックリと読みましたが、藤野先生の臨場感で解説をいただきありがとうございます。
    読みたい内容は、メモに貼り付けてじっくり牛の胃袋をやります。写真の釈先生お太りでしたね。