己の身体と社会性

3.11です。6年経ったそうです。仏教でいうところの7回忌ですね。まだまだ避難されている方も多いし、復興もままならないでしょう。ご冥福と、いち早い復興をお祈り申し上げます。

ある方が腰が痛いというのでヒモトレを勧めてみた。「変な趣味と間違われては困るので」と言われた。
また、不眠で悩む方に「素肌寝」を勧めてみた。「違う目的に思われるので」と言われた。
まあ、笑って話す中、お互い気分も害してないので全く問題はない。冗談にも聞こえるだろう。

ここで気がついたことが2つある。
一つはヒモトレや素肌寝を勧めたら、「面白そうだね」と言われる方も少なからずいることだ。そして、その方々は自分の生き方を模索している人が多いということである。
もう一つは、この話を性的なことと捉える人がいらっしゃるということである。
私はそういう捉え方はなかったので、視点の変座になった。
「この格好をしたら他人からどう思われるだろうか?」という2人称、3人称の視座から見ていることである。つまり、他人から自分を見ているのである。
他人から見る自分、これを社会性という。社会の中に自分がいる、という視点である。社会で生きていく上で大切な視座であろう。特に学校ではこれを教える。

対して、自分が己の身体を見ているという視座である。そして、自分だと思われる身体をある意味他人として見ているのではないのであろうか?
自分の身体は自分でコントロールする。脳の全能性、自意識によって自分は動いているという考え方の真逆である。
つまり、皮膚や手足がそれぞれ意識を持っているという考え方である。

面白い!

そして、身体をバランスよく保とうと健康的に生きる姿勢が、他人から見ると性的であるという事実!
なんてすごい発見ではなかろうか?
性的なことは生きる根源である。

よし、性的に生きよう!(笑)

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    あだち すすむ (土曜日, 11 3月 2017 09:19)

    脳力開発(能ではない)の黒田先生は井辻さんの仲間。何度か先生に学んだ。あるとき温泉で先生のフンドシ姿を見た。身体にはこれが一番良いと言われた。農園ひとり暮らしでもパンツを脱いで寝るには決心がいるが、フンドシならやれないことはない。
    ヒモで肩こりは軽減している実感はある。フンドシ売り場はどこにあるのか。

  • #2

    藤野 (土曜日, 11 3月 2017 18:57)

    コメント有難うございます。腰痛の気配のするときはパンツと靴下は除いてみられることをお勧めします。
    実はフンドシの方も手配中です。しばらくお待ちください。