来歴講師


2022.6.19
安田登(能楽師)、塩高和之(琵琶)

「平家物語の夕べ」と題してご披露いただきました。

『平家物語』と『太平記』は「あわいの時代」、つまり時代の転換期に出来た物語だそうです。

現在は、価値感が錯綜するまさに「あわいの時代」。

 

320年前のお寺の庫裏「耕心の里」に薩摩琵琶が響き、幸若舞「敦盛」を皆さんと舞い、陰陽を整えていただきました。

 

懐かしい方、初めての方、暑い中を皆様おいでくださりありがとうございました。

 

7月からの「Eテレ100分de名著『太平記』」へ出演の安田登さんを応援いたします。

2022.4.24
安田登(能楽師)

琵琶奏者の金沢霞さんも迎え、冒頭「平家物語」を披露してくださいました。

「こころの処方箋としての『論語』」と題して、甲骨文字から心の発生を歴史を紐解き、心の次の時代をどう生きていくか?『論語』の中から抜粋してお話しくださいました。

参加者の皆様からは「あっという間の2時間!」と引き込まれた様子でした。安田さん御本人も「あと4時間欲しいなあ」と。

その後、下関の知る人ぞ知る平家塚にて琵琶と舞の奉納を致しました。たまたま、壇ノ浦平家滅亡の前日でした。


2021.12.22

江本伸吾(独立研究者 松葉舎主宰)

オンラインにて『くらしのアナキズム』(松村圭一郎 ミシマ社)「実践 日々のアナキズム」(ジェームズ・C・スコット 岩波書店)を中心にレクチャーしていただきました。

藤野の学校での事例も交えながら、皆様と「ちょびっとはみ出る」ことの「問い直し」をいたしました。

少人数の充実した勉強会となりました。

年末のお忙しい中をありがとうございました。


2021.10.23

森田真生(独立研究者)

新刊『僕たちはどう生きるか』(集英社)刊行記念講座を初のオンラインにて開催いたしました。

タイムラグや熱量伝達を気にしましたが、思いのほか双方向のやり取りもスムーズで盛況でした。編集者岸さんも飛び入り参加して下さり喜びを共有しました。

感染症、気候変動という”転換期”を「どう生きるか?」を皆さんと問い直しました。

定期的にしましょう!と森田さんからご提案をいただき、続編がありそうです。

皆様ご参加ありがとうございました!


2021.5.22

森田真生(独立研究者)

新刊『計算する生命』刊行記念講座「数学の演奏会」を開催いたしました。
森田氏が指揮者となって、ご参加くださった皆様とそして風・草・木・石までもが生命を奏でているような青空教室でした。

口々に「素晴らしい!良かったね!」を言い合っていらっしゃたのが印象的でした。

 


2019.9.7
玉川奈々福(浪曲師)沢村豊子(曲師)
台風が二つ発生したときにはひやひやでしたが、予報に反して晴れ!さすが晴れ女のご両人!
『茶碗屋敷』「鍵山記念館という学びの場で演ずるには善人しか出ない演目がいいと思い選びました」と奈々福さん。
『豊子と奈々福の浪花節更紗』大爆笑の連続!
女流浪曲のトップを走り、歌手デビューもされた奈々福さん。紅白を狙うと力強く宣言をされました。応援して参ります。
豊子師匠は、言わずと知れた超一級品のレジェンド。しかし「かわいい!」の一言に尽きます。
「本当にいいお客様でした。藤野先生をはじめ、みなさんが育てられた場の力だと思いました。安心して心身開ける場って、貴重ですね。そして、一歩外に出れば、緑ゆたかで、立派な庫裏の建物があり、空広々、のびやかな場。気持ち良かったです。ぜひまたよろしくお願いいたします❗ありがとうございました❗」奈々福  こちらこそありがとうございました!


2019.8.10
安田登(能楽師)

『役に立つ論語』(NHK出版)を分かりやすく講義していただきました。

『奥の細道』『古事記』『論語』『中庸』を読み解きながら「成る」から「誠」への解釈を披露してくださいました。

暑い日でしたが、熱心な皆さんと更に熱くしていただきました。ありがとうございました!


2019.3.23

NeoBallad(ネオバラッド) (民謡テクノロックユニット)

ボーカル:若狭さち、ドラム・アレンジ:上領亘

老若男女満席の中、激しく、優しく、和やかにあっという間の90分でした。

山口県でのワンマンライブは鍵山記念館が初めてです。

音響や照明にも気づかってくださり、人と人との温かさに感動しました。

30年来のファンで尊敬する上領亘氏のマネジメントができて光栄でした。

ご来場された皆様にも感謝申し上げます。

ありがとうございました!

 


2019.3.10

鍵山幸一郎(株式会社幸栄企画社長・朴の森代表)

「私が父に学んだこと」と題して、ご自身の体験を通して学ばれたことをユーモラスにお話し下さいました。

皆様との距離がより近くなったように感じました。
午前中には雨の中の洗車レクチャー後の開催でした。

ありがとうございました!


2019.1.19
時政和輝(京都大学大学院生 京都掃除に学ぶ会 新洗組)

西晋一郎氏の主研究とし、仏教、哲学にまで学習の範囲は及ぶ。

「読書と掃除」が森信三氏の言われた「学問と実践」だと語っていただきました。

今回は鍵山秀三郎氏推薦書『人間学言志録』を読みました。

ありがとうございました!


2019.1.6
江本伸悟(私塾松葉舎主宰 東京大学大学院卒 物理学者科学博士)
森田真生氏の大親友で下関出身というご縁。
民藝から「心」「命」への解釈。河井寛次郎の言葉を引用して講義してくださいました。
年始の慌ただしい中を多くの方に集まっていただきました。ありがとうございました!


2018.9.2
玉川奈々福(浪曲師)&沢村豊子(曲師)
待望の大人気のお二人の浪曲。
『浪曲シンデレラ』と『英国密航』の二席をしていただきました。
80名近い方にご参加いただきました。
大変お二人も「朴の森」をお気に入りくださいました!
ありがとうございました!


2018.8.21
安田 登(能楽師)
鍵山記念館の舞台を披いてくださいました。
『古事記』を紐解いてくださいました。
ありがとうございました。


2017.10.22
森田真生(もりたまさお)
昨年に引き続き来会していただきました。
近著『アリになった数学者』を紐解きながら、「読み、書き、数学」を「いきいきと生きるための数学」と銘打ちレクチャーしていただきました。
台風の中をありがとうございました。


2017.9.23
三砂ちづる(みさご ちづる)
山口県出身 東京都在住
津田塾大学教授
自宅で産まれること、死んでいくこと(看取り)について、また、「身体の作法」について、お話しいただきました。


2017.8.27
安田登(やすだ のぼる)
1956年千葉県出身 東京都在住
下掛宝生流ワキ方能楽師
論語を身体的に読むこと、来るべきシンギュラリティに備えるお話しをしていただきました。


2017.6.11
安田政之(やすた まさゆき)
福島県出身 広島県在住
バランスからだ塾塾長
ヒモトレを取り入れた身体への指導をしていただきました。



2016.11.13
釈徹宗(しゃく てっしゅう)宗教学者)
1961年大阪府生まれ 大阪府在住
大阪府立大学大学院卒
浄土真宗本願寺派如来寺住職
相愛大学教授
NPO法人リライフ代表
NHK「シブ五時」などのテレビ出演や、ラジオ等のメディアに出演。
著書多数。
2017年 河合隼雄賞学芸賞を
「落語に花咲く仏教-宗教と芸能は共振する」(朝日新聞出版)で受賞。

浄土真宗を中心に生き方、死に方をレクチャーしていただきました。


2016.7.10
森田真生(もりた まさお) (独立数学研究者)
1985年東京生まれ 京都在住
東京大学卒
在野で「数学の演奏会」等の講演活動、執筆活動をしている。


岡潔のお話しを中心にしていただきました。

デビュー作「数学する身体」が
第15回小林秀雄賞受賞